グローバリゼーション(グローバル化)とは人間の様々な活動が一国に閉じた状態から地球規模へと変化すること。
必ずしも企業活動だけで使用される言葉ではないが、ここでは企業活動としてのグローバリゼーションに特化して記載する。
多くの企業が原材料の調達や製品・サービスの提供を世界規模で行うようになっているが、この際に議論されるのが、製品・サービスを地域別にどこまでカスタマイズするかと、グローバル規模でサプライチェーンをどう設計するか(SCMの項を参照)である。

一方、地域ごとの製品・サービスのカスタマイゼーションはローカライゼーションと呼ばれる。
現地の嗜好に合わせることで製品の魅力度を高めることができる一方、カスタマイゼーションのコストがかかる。
例えば食料品であれば、販売地域の食文化、味覚に合わせて味付けを変えるなどした方が売れる可能性は高いが、代わりにコストがかかり価格は高くなる、ブランドとしての一貫性を保ちづらくなるといったデメリットが存在する。
どちらを取るかは扱う製品の特徴等によって異なるが、コカコーラのような世界的にブランドとして認知されている製品(やそうしたブランド構築をしたい製品)以外はローカライゼーションを行うことが多い。
ラグジュアリーブランドなども、世界中どこでも同じステータスとしての価値を提供することが必要なため、ブランド価値を毀損しかねないローカライゼーションは行わない。

グローバル規模でのサプライチェーンを考えるに当たっては、KSF(Key Success Factor、「重要成功要因」)等の製品や市場の特性を踏まえ、原料調達、生産、物流等のあり方を考えることが必要になる。
そうした際にはQCD(品質、コスト、リードタイム)の観点に加えて、関税などの諸条件や想定されるカントリーリスク等を勘案して、全体を設計していくことが必要になる。
具体的には、国内調達比率が一定を下回ると優遇措置が受けられないといったことなどが存在する。

コンサルファームの面接では、日系企業の海外展開や、外資系企業の日本進出などに関するテーマは議題に上がりやすい。
ファームを受けるのであれば、企業が海外展開する際にどのような苦戦を強いられるのか、論点になるのはどのようなことなのかと言ったことは事前に学習しておく必要があると言える。

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