2021年8月6日
価格弾力性は、商品・サービスの価格が変化した時に顧客がどれだけ離反・増加するかを測る指標。既存商品の値上げで収益性の向上や値下げで顧客獲得等の施策を予測し、価格設定する際に利用される。
新規で商品やサービスを上市する際の価格設定にも使われる。
値上げは、価格上昇に対する顧客の離反率を計算し、利益が最大となる価格水準を計算する。
値下げは、値引きに対して顧客がどの程度増加するかを計算し、利益の減少幅と顧客獲得を踏まえた価格の落としどころを計算する。
製品の希少性と価格弾力性は相関している。製品・サービスが希少であり代替が効かないと考えるローヤルカスタマーが多いと、値上げに対する顧客の離脱は限定的で、基本的に価格弾力性は低い。
代替が効くと考え、ローヤルカスタマーが少ない製品・サービスは、値上げを行うことにより他社製品へのスイッチが起こりやすく、基本的に価格弾力性が高い。
独自のブランド価値が確立できているものほど価格弾力性が低く、コモディティほど価格弾力性が高いことが多い。
価格弾力性を分析する際には、消費者アンケートを行い、価格が上昇・加工した場合に顧客の何%が離脱・流入するかを価格変動幅に聞き、結果をもとに、定量化を行う。
実際の値上げ・値下げの判断をするのは、価格弾力性で決めるわけではない。
値上げによる利益向上が見込めても、離脱する顧客が若年層に偏っている場合、将来有望な客のエントリーを阻害する。
値下げは、他社が追随してきたら、状況が全く変わってしまう。
実際に価格弾力性を分析しつつ、値上げ・値下げ後を考え、最終判断を下す。
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