減損会計は、固定資産の価値を減額する会計処理を指す。

減損会計が求められるのは、企業が所有する固定資産の収益性の低下により、資産に投資した額の回収が難しいだろうと判断されるときである。どれくらいの減額にするのかは、一定の基準が定められている。
上場企業は義務付けられた会計処理であり、中小企業も、同様の状況があれば、適用/手続きが求められる。

対象となる固定資産は、以下のようなもの。

有形固定資産 …土地、建物、機械など
無形固定資産 …営業権、特許・商標権、ソフトウェアなど
その他資産 …投資有価証券
減損会計は以下の5つのステップで進められる。
1.固定資産のグルーピング
2.減損の兆候の把握
3.減損の兆候の判定
4.減損損失の測定
5.減損損失を損益計算書に計上

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